令和3年 会長挨拶

   コロナ禍のなか、より柔軟で創造的な取り組みを

               山梨県弓道連盟会長 菊池 敏彦

 令和二年度は新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の発出に始まり、コロナ禍に振り回された一年でした。飲食業や観光業等多くの業種が大きな痛手を受け、医療従事者には大変な負担がのしかかりました。オリンピック・パラリンピックも1年延期を強いられ、完全な形での実施は厳しい状況に追い込まれています。県弓道連盟の行事も昨年9月まではほとんど中止となり、10月以降については、感染予防に十分に配慮しながら、形態を変更しながらの開催となりました。
 コロナ禍は、今まで疑いもせず実施していた社会の動きを根本から見直すきっかけともなりました。人口の都市部への集中に疑問を投げかけ、リモートワークやオンライン授業、就活の面接や大学入試の面接も多くがオンラインで実施されました。弓道の現場においても、高校生のビデオ審査(二段以下)の実施、大学弓道の全国大会がオンライン弓道大会として12月に実施され、3月には全弓連でも全国31地連の参加を得て、オンラインにより全国大会が開催され、本県も参加しました。5月の全日本弓道大会は通信大会として実施が予定されています。
 新型コロナウイルス感染症収束の見通しが不透明な中、先行きの予定が立てづらい状況がしばらくは続くことが予想され、柔軟で創造的な対応がますます必要となってきています。今年度の中央審査会は受審者の動きを限定し実施されます。山梨県の場合は、関東南地域の指定となり、会場は中央道場か神奈川県立武道館となります。受審機会もそれぞれ3回に限定されます。全日本選手権大会も大幅に参加者数を縮小して実施されます。
 そこで県連会員各位に提案です。組織運営に係ること、大会・講習会・審査会に係ること、支部の在り方等々、役員任せではなく、主体的に考え、「私だったらこうしていきたい」といった「私」を主語とした提案を、内容の大小に関わらず、より積極的により創造的にしていただきたいと考えます。一人一人が主役です。いただいた提案を連盟の事業運営に積極的に取り上げ、時代に即した透明性の高い運営につながるよう、柔軟に対応していきたいと考えます。このことが、登録会員数の増加にもつながるものと考えます。
 毎回の繰り返しになりますが、山梨県弓道連盟の活動は、各支部・各道場の日々の活動がもととなっています。引き続き、それぞれの支部・道場において活発で創意ある活動を期待します。



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◇ 令和2年年頭挨拶
 令和2年度会長挨拶
◇ 令和3年年頭挨拶