令和4年 年頭挨拶

   ウイズコロナへの転換、課題への対応、
平和であってこその「弓道」

               山梨県弓道連盟会長 菊池 敏彦

 令和二・三年度と、新型コロナウイルス感染拡大による様々な行動制限により、日常生活が大きく影響を受けた二年間となってしまいました。感染により亡くなられた方々、後遺障害に苦しまれている方々には、心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。令和三年度は感染予防対策やワクチン接種が進み、昨年10月以降感染者数が大幅に減少し、いわゆる「日常」がとりもどせるのかと期待したのも束の間、新たな変異株の登場で山梨県内においても連日三桁の感染者数が報告されているのが現状です。県内の弓道行事も、9月や1・2月の行事が中止を余儀なくされてしまいました。
 そんな中、令和四年度の県内弓道行事を展開するにあたり、三月の総会・理事会において感染者数が多い現状が続くものの、感染予防策を徹底して施しながら、できる限り中止や延期の措置をとらず実施する方向、いわゆる「ウイズコロナ」を、「新しい日常」として動くことを確認したところです。各種大会、講習会、審査会が年度当初の計画通り実施できることを願うばかりです。
 さて、県連の引き続きの課題は会員数の増加にあります。
弓道教室を今年も開催しますが教室終了後の受け皿として各道場の受け入れが不可欠となりますのでよろしくお願いします。
加えて、新たな県連の課題が2つあります。第一点目は会費に関してです。平成26年度、全日本弓道連盟の分担金が増額をされました。会員数一人につき1,000円が課せられ、従来の額に約40万円の負担増となりました。その当時、様々対応を協議した結果、会員にそのまま負担してもらうわけにはいかないことになり、お弁当をおにぎりにしたり、役員旅費を減額したりと、支出を極力減らすことで乗り切ってきた経緯があります。しかし、令和3年度から、突然、全日本弓道連盟の分担金がさらに増額となり、会員数一人につき倍額の2,000円となりました。これにより、新たに約40万円の増額となりますが、このことへの対応について、今年度中に結論を出さなければなりません。
第二点目は、ブロック・支部ごとの会員数の開きが大きくなったことへの対応です。初射会や納射会での演武担当(各ブロック)や、各大会審査会での当番担当(各支部)での負担感の軽重を生じさせないために何ができるか対応することが課題となります。この二つの課題に関して、会員各位からの積極的なご意見とご協力をお願いします。
 さて、世界に目を向けると、コロナ渦に加え、ロシアによるウクライナ侵攻の惨劇が加わりました。連日、何の非も罪もないウクライナ市民が殺害され傷つき、街が破壊され色が失われていく映像が伝わってきます。力による国境等の現状変更は決して許されてはなりません。一日でも一分一秒でも早い停戦の実現を望むばかりです。
 世界が平和であってこその「弓道」です。また、世界の平和を願うのも「弓道」です。コロナ渦が終息し、戦火が収まることを願いつつ、令和4年度を良い年にしていきましょう。


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